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受診時の注意
シャントは透析患者さんの命綱ですから、異常を感じたらすぐに病院へ連絡してください。 ● シャント閉塞(シャントがつまってしまうこと) ● シャントの感染(シャントに細菌が入ってしまうこと) ● シャントからの出血 シャントを長持ちさせる秘訣は、この3つを予防することです。これらを予防するために事項のことに注意していきましょう。
・ シャントに触れたり、耳を当てたりして血液が流れている事を確認します。 ・ シャント肢の運動をし血管を発達させます。(ボール運動など) ・ 刺す場所は、なるべく一回毎に変えます。 ・ 温熱・冷寒刺激を避けてください。 ・ 血液の流れを妨げるような腕まくりや手首のきつい服は着ないようにしましょう。 ・ シャント肢で血圧測定、体温測定、採血はしないでください。
・ シャント側の腕の手洗いは十分に行いましょう。 ・ 発疹、皮膚のかぶれは早期に報告してください。 ・ シャント側の腕にかき傷をつくらないようにしてください。 ・ 透析を行った日は入浴を避けましょう。 ・ 針を刺した所は、濡らしたままや湿ったまま放置しないでください。 ・ 針を刺した所のカットバンは翌日には取り除いてください。
透析中には、血液が固まらないように薬を使っていますので、透析が終った後もしばらくは出血しやすい状態にあります。 以下のことには十分注意しましょう。 ・ けがに気をつけ、シャントの血管を切らないよう注意しましょう。 ・ シャント部を強く打ち、内出血しないようにしましょう。